戦研ゼミ 『広告をせずに成功する究極マーケティング手法』を実施しました
本日、戦研ゼミ を開催しました。
日 程: 2024/2/21 (22:00~)
場 所: Zoomオンライン
テ ー マ: 広告をせずに成功する究極マーケティング手法
会員メンバーで中小企業経営に関する見識を広げて、ディスカッションする研究活動です。
第8回目はマーケティングについて取り上げました。
今回は非会員(ゲスト)の方にも開放し、70名超の方に参加いただきました。
ゼミ内容(一部抜粋)
今回の勉強会は、ビジネスデザイナー西尾英樹さんの講演を元に解説・補足する形で行いました。
1.タイトルやキャッチコピーがダメだと3秒で終了
インターネット普及前と比べて我々が選択できる情報量(選択肢の数)は約5,000倍に膨らんでいます。
情報をいかに伝えるかは、タイトルとキャッチコピーが超重要になります。
2.最も重要なマーケティング要素はポジショニング
マーケティング用語をズラッと並べて、どれが最も重要かアンケートを取ってみました。
ターゲット | 市場規模 | ポジショニング | ブランディング | プライシング |
強み | 機会 | タイミング | プロモーション | 立地 |
結果は思いの他バラけていました。中でもターゲットとタイミングがツートップで多い解答でした。もちろんそれらも重要です。
ただ今回のマーティング勉強会では「ポジショニング」の重要性をピックアップしました。
・尖りすぎるのはいいが、市場がないとダメ
・強みとは全く異なる概念
・ブランディングは売れてからの話
といった留意点と、ビジネスだけに限らず政策や恋愛などもポジショニングの重要性を説きました。
全ての世の中の浸透したサービス等は、最初のポジショニングの成功から後に拡大してきたものです。最初に市場を風穴を開け、徐々に広げていく…。それを「針穴棒広戦略(はりあなぼうひろげ)」と呼ぶこととしました。
そしてキャッチコピーの内容は「ポジショニングを訴求する」という方向性がよいです。
ポジショニングを訴えるとはすなわち“あなたでないとダメな理由”です。
3.競合を知らないとただの当て馬
あなたでないとダメな理由が説明できないとせっかくお客さんのニーズが顕在化した後に競合に食われてしまいます。
自社の強みや自分探しの旅に出る前に、まずは“競合を知ること”です。
それは売手からの目線ではなく、買手からの目線が特に参考になるでしょう。
4.最初の問題提起と5つの訴求ポイント
どれだけモノがよくても顧客がギャップを認識していないと絶対に売れません。
ギャップの認識をしてもらうためには問題提起(悩みの確認)が重要となります。
ギャップが埋まることわかりやすくするためにビフォーアフターを演出します。その際にその価値を言語化、数値化するとよいです。訴求する点を5つに落とし込みました。
①成果の差 ②期間の差 ③手軽さ ④再現性 ⑤持続性
5.マーケティングの最効率バランス
1~4で究極マーケティングにおけるポジショニングの手法や訴求について述べてきましたが、これだけでは片手落です。
コンテンツと伝え方だけではなく、メディアをいかに要領よく扱うかが重要です。
マーケティングバランスの考察の詳細については別途解説予定。
最後に、明日から活用するためのAIの活用方法、バナー&名刺フォーマットについて配布しました。
ご興味ある方はお気軽にお問合せください!ご参加ありがとうございました。次回もよろしくお願いします!
今後の戦研ゼミの内容(予定)
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